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大寒を過ぎて、北京も今が一年中で一番寒い時期となっています。最低気温は連日氷点下7,8度といった所です。
このほど、親の友達に誘われ、休みを取って、中国の南の島、海南島の三亜へ旅行してきました。海南島は中国のハワイと呼ばれ、亜熱帯にあります。中でも、一番南にある三亜は中国を代表する亜熱帯のリゾートとなります。その三亜はここ数年、北方地方の「渡り鳥族」の目的地となっています。
「渡り鳥族」というと、黒龍江省や北京など、いわゆる北方地方に住んでいる年配の人たちで、冬になると、暖かい場所に移動して過す人たちのことです。最初は、気管支炎やリュウマチなどの治療のために訪れる人が多かったのですが、三亜の青い海や青空、新鮮な空気、亜熱帯の風景などに魅力があって、口コミで年配の人たち中で人気を呼ぶようになりました。最近では、三亜に行くと、地元の広東語より、東北や四川などの方言をよく耳にします。そんなわけで、三亜で就職した北方の人も多いのです。今回、そこに行って、五回ぐらいタクシーに乗りましたが、運転手には地元の人が一人しかいませんでした。
ところで、海南島の人は昔、のんびりした生活を送っていましたが、北方の人が殺到するようになって、就職が厳しくなったことも事実です。三亜では、東北から行った人がほとんど不動産会社や旅館を経営し、四川の人がほとんどレストランを営んでいます。サービス精神からいうと、地元の人より外からの人のほうが高いようです。
三亜は1年中海水浴が出来る、冬でも暖かく、空気がき場所なので、私の親も「渡り鳥族」の一員になろうとしています。リスナーの皆さんも、機会があったら、ぜひ海南島まで足を伸ばしてみてください。
さて、今回の番組ですが、「人生快適」のコーナーでは、山西省の太原市で英語の教師をしているインド人、ギリドハー(Chaudhari Dilip Giridhar)さんをご紹介しました。また、「暮らしトピックス」では、ケンタッキーフライトチキンのメニューの現地化を図ることや2007年、北京市民の一人当たりの結婚費用は5万元を超えたことについてお伝えしました。
これもお聞き逃しのないようにお願いします。
(作成:東)