src="mms://webcast.cri.cn/tokyo/shehui/20080111shehui-1.wma" type="video/x-ms-wmv" width="300" height="44">
中国は2000年に、60歳以上の人口が全体の10%を占め、高齢化社会の仲間入りをしました。2005年には、その割合は全体の11%、1億4400万人に達しました。中国は、世界で唯一、高齢者人口が1億人を超えている国となっています。
中国大陸の省クラスの行政区34区のうち、21の行政区が高齢化問題を抱えています。高齢者人口第1位は上海。そのあとに天津、江蘇省が続き、第4位には首都・北京がランクインしています。
中国の高齢者人口は、2050年には4億人を超える見込みです。つまり、10人に1人が60歳以上となるのです。
現在、リタイヤした高齢者たちの権利を保護し、彼らが幸せな晩年を過ごせるようにするため、中国政府を始めとする社会各界が様々な対応を行っています。特に地方政府は、それぞれの現地事情に見合った高齢者の生活保障に取り組んでいます。今週はその中の一つ、安徽省合肥(ごうひ)市・ダイヨ鎮の老人ホームについてご紹介します。