9月10日は、中国では「教師の日」でした。番組のオープニングでは、新聞『北京晩報』の記者が、6つの小学校の100人の新入生の保護者を対象に行った、教師の日のプレゼントについての調査結果を紹介しました。調査に答えた39人の保護者は特にプレゼントを用意せず、子供にお祝いの気持ちを伝えてもらうと答えました。しかし、61人が何かをプレゼントすると答えました。このうち、30人は先生のイメージに合うカーネーションやひまわりといった花、20人は商品券や映画カード、洋服などの高価なもの、11人はケーキや文房具などを贈ると答えています。「教師の日」のプレゼントについて、北京大学の社会学者夏学鑾教授は、「どうしても先生にプレゼントしたいと思うなら、花の方が良い」として、保護者が代表を選んで、年毎に順番にプレゼントすることを勧めました。
「暮らしトピックス」のコーナーでは、商務省がこのほど発表した『2006年から2007年にかけての中国結婚市場発展調査報告』で明らかになったことを簡単に紹介しました。具体的な内容については、「浮世看板」をご覧ください。
「人生快適」のコーナーでは、今年1月にミラノコレクションで、「利郎」ブランドを発表した紳士服デザイナー、計文波さんを紹介しました。計さんは1960年生まれで、中国東北部吉林省の出身です。絵画を勉強したことがあることから、ファッションデザインの仕事を任せられるようになったのです。その後、プロのファッションデザイナーとして、「中国デザイナートップテン」、「中国最優秀紳士服デザイナー」にランクされたほか、中国ファッションデザイナーの最高賞「金鼎賞」を獲得しました。計さんが「利郎」ブランドを手がけてから、6年間で年間3000万人民元の売り上げを50億から60億人民元へ引き上げました。計さんは、今後、より多くの中国人デザイナーと共に、世界の第一線のファッションの舞台で活躍することを考えています。
(作成:東)
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