6月1日は国際児童デーで、中国では「6・1児童節」と呼ばれる子供の日にあたります。中国で6月1日の児童節は、子供たちにとって大切な日です。ほとんどの学校では、1日か半日の休みとなります。30年ほど前の児童節には、子供たちは、学校のイベントに参加したり、公園へ行ったり、映画を見たりと、とにかく楽しい一日を過ごしました。勉強などに追われている今の子供は、やっぱり休みをほしがっているのです。また、親からプレゼントをもらえるのも「児童節」の楽しみの一つです。でも、年代が違うと、過ごし方や遊び方もずいぶん違います。この50年ほどで、北京ではいろいろな子供遊びがありました。今日は、昔北京で流行っていた子供遊びをご紹介します。
ゴム跳び
横に張り渡したゴムひもを跳び越え、その高さや跳び方などを競う遊び。昔、女の子には最も人気がありました。
ビー玉
男の子には圧倒的に人気がありました。
沙包
布で縫った四角い袋に、砂やジャリを入れ、足でけったり、投げたりして遊ぶものです。この遊びは、今ほとんど姿を消しました。
洋画(メンコ)
円形・方形などのボール紙に絵を描いたもの。数人でこれを地面にたたきつけて、他人の札を裏返したり、その下に入れたりした者が勝ちとなります。男の子の中で流行った遊びでした。
〔毛/建〕子(ジェンズ)
羽根突きの羽根に似た玩具の一つです。穴あき銅貨や小さな金属片に羽根を数枚さしたもの。足の内側でけったりして遊びます。スポーツとして試合も行われますが、今でも人気のある遊びです。
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