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急速に発展する中国のロボット技術
   2007-04-04 17:27:53    cri

 現在、中国ではロボットの開発と応用が日増しに重視され、ロボットを開発する各種類の専門機関が相次いで設置され、関連する民間団体や個人愛好者もますます増えています。このせいでしょうか、中国のロボット開発技術はここ数年大きく向上しました。

ロボット:トントンです。生まれは中国科学院オートメーション研究所です。

技術者:虎はどう鳴きますか。雄鶏はどう鳴きますか。

 これは中国科学院オートメーション研究所が最近開発したインテリロボットです。技術者はこのロボットにトントンと名づけました。外見から見れば、強化ブラスチックでつくった等身大のトントンは漫画のようなかわいらしい顔をしています。

 このロボットは中国科学院の研究者が数十年にわたって、音声や画像の識別についての研究で完成したもので、命令に従って、虎や雄鶏、羊の鳴き声のまねや、人間と簡単な会話、豊かな表情、まゆや目、唇、頭と手などを自由に動かすことが出来ます。

    

 開発に参加した李成栄教授はこれについて、 「トントンの表情の変化は数十万種類に上っていますが、こまかくて、明確に感じられるのは数十種類しかありません」と話しました。

 今年、16歳の高校生陳辰さんは、「トントンの公演を見た後、ロボットの設計と製造に強い興味を持つようになりました。私はテレビでトントンを見たのですが、とても面白く思いました。現在、私は学校でコンピューターや簡単な機械原理の授業を選択しました」と話しました。

 李成栄教授によりますと、1960年に世界で始めてのロボットが開発されました。それから100万台のロボットが製造されました。先進諸国と比べれば、この面で、中国は立遅れており、1980年代に第1台のロボットをようやく開発しましたが、主に、溶接に利用されました。

 しかし、1990年代の末から、開発が加速され、瀋陽や、北京、上海など工業が発達する地域でロボット技術開発部門が設置され、爆破防止や壁を登る清掃用などのロボットを開発し、広く応用されています。

 これだけではなく、中国はこの面で積極的に国際協力を進めています。例えば、ロシアと水深6000メートル以下で操作するロボットを開発しました。

 また、一部の社会団体は、各クラスと科目、各種類のロボット競技を組織しました。例えば、青少年によるロボットのサッカー試合などは多くの愛好者を引き付け、ロボットの開発を促しました。

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