まもなく中国のお正月「春節」がやってきます。新暦の新年は静かに過ぎるのに対して、この春節は中国人にとって、最も大切な、そして楽しみにしている祝日。各地で爆竹や花火の音がなり、大変賑やかです。また都会に出てきている地方の人はみんなそれぞれの故郷に帰り、家族団らんのときを過ごします。さて、このお正月を過ごすときに是非食べて欲しい食品がいくつかあります。日本ではすでにお正月は「過去のこと」かもしれませんが、参考にしてみてください。
第一はトマトです。トマトは前立腺癌などにかかる確率を大幅に減少させることができます。同時にトマトはビタミンCを豊富に含んでいることでも知られています。
第二はホウレンソウ。ホウレンソウには鉄やビタミンBが多く含まれ、血管の病気を効果的に予防し、また「夜盲症」を予防することもできます。
第三は堅果。コレステロールのバランスを取れるのに加え、血液中のトリグリセリドを低下することもでき、心臓病の予防にもなります。
第四はカリフラワー。これには豊かなカロチンやビタミンCが含まれ、長期的に食べれば乳癌や直腸癌、胃癌にかかる確率を減少できます。一番いい食べ方は、「簡単に料理した後、力強く噛むこと」だそうです。また、白菜、モヤシもいい食物です。
第五はオートムギ。毎日食べればコレステロールを低下させられます。また、含まれる豊かな繊維によって、満腹感を感じるのを早め、ダイエットにもいいようです。
第六はシャケ。日頃から、シャケを食べれば血管の梗塞を防ぎ、またお年寄りの痴ほう症などの病気も予防できるそうです。
第七はニンニク。ニンニクは心臓病を予防し、コレステロール低下、殺菌作用などもあります。
第八はイチゴ。全ての野菜と果物の中で、イチゴは極めて高い抗酸化剤を含み、心臓病やガンを予防できるほか、「知能向上」にも役立つとか。
第九は緑茶。日常から緑茶を飲めば、胃ガンや食道ガンにかかる確率を低下させるといわれます。日本での研究結果によると、毎日緑茶を10杯飲めば、心臓病にかかる危険を大きく減少できるということです。
第十は赤ワイン。酒を醸造するに使うブドウの皮には豊かな抗酸化剤が含まれ、「良質なコレステロール」を増加させ、血管の硬化を低下させることができます。ただし、過度な飲酒はもちろん避けるべきです。
以上、お正月に食べるべき・・というよりも、ぜひ今から始めて欲しい食習慣のいくつかをご紹介しました。
(訳:玉華)
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