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病気を予防できる「食品の組み合わせ」
   2007-02-07 15:49:46    cri

インフルエンザ予防:ビタミンC+銅

 ビタミンCを摂取することによってインフルエンザを予防できるかどうかは、「体内に十分な銅があるか」にかかっています。したがって、インフルエンザが流行している時は、一定量のビタミンCを摂取するのに加えて、銅が多く含まれた食物、例えば動物の肝臓、ゴマ、豆類などを多く食べる必要があります。

カルシウム不足予防:豆腐+魚類

 豆腐と魚を一緒に煮れば、味が非常によいだけでなく、カルシウム不足を予防し、骨粗鬆症や小児によくある「くる病」などを防ぎます。豆腐には多くのカルシウムが含まれていますが、豆腐を食べるだけだと、人体のカルシウムへの吸収率がとても低いのです。しかし、ビタミンDが豊かな魚と一緒に食べれば、カルシウムの吸収と利用を大いに増進させるというわけです。

肺炎予防:ビタミンA+セレン

 臨床実験によると、抗酸化や免疫の作用があるビタミンAとセレンは、子どもたちの肺炎を予防できます。また、すでに肺炎にかかった子どもは、この二種類の栄養素を多く摂取すれば、病状を緩和し、回復を早めることができます。

心臓病予防:リンゴ+茶の葉

 オランダの医学研究者は、リンゴやタマネギ、茶葉は心臓病の発病率を減少させるとしています。なぜなら、これらの食物には天然の化学抗酸化剤が多く含まれており、毎日お茶を4杯以上飲む男性が心臓病で死亡する危険性は、そうでない男性よりも45%減少し、さらにリンゴを1個以上食べる人はその危険性が半分になるということです。

脳卒中予防:ホウレンソウ+ニンジン

 アメリカの研究報告書によりますと、毎日一定量のホウレンソウとニンジンを食べれば、脳卒中の危険を明らかに低下させることができます。1日1回、ホウレンソウを食べる女性は、1カ月に1回、食べる女性より脳卒中の危険が53%減少し、1日1回ニンジンを食べる人は食べない人よりその危険が68%減少します。これは主に、β?カロチンによるものです。β?カロチンはビタミンAに転化し、コレステロールが血管壁に堆積するのを防止し、脳血管の血流がスムーズになるよう保つことができます。したがって、脳卒中を予防できるのです。

胃がん予防:葉酸+セレン酵母

 イギリスの医学専門家はこのほど、「葉酸とセレン酵母はいずれも、胃がんを予防する効果がある」と発表しました。多くの緑野菜、キノコ、動物の肝臓と腎臓が葉酸・セレン酵母を豊富に含む食物で、多く食べればいいそうです。

腸がん予防:穀物+野菜+赤ブドウ酒

 アメリカ癌研究所の調査の結果、各種の雑穀、新鮮な野菜を好んで食べ、また赤ブドウ酒を適量に飲む人は、腸ガンにかかる可能性が明らかに低下していることが分かりました。赤ブドウ酒の中にはアスピリンが含まれるため、癌にかかる確率を減少させることになるのです。

(訳:玉)

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