【プロフィール】1965年雲南省紅河ハニ族イ族自治州蒙自県生まれ。86年、四川西南師範大学を卒業後、蒙自県で教職に就きました。93年、紅河州共産主義青年団委員会副書記、97年、同委書記兼青年連合会主席、99年紅河州河口県共産党委員会副書記を歴任し、2001年から同委書記を務めることになりました。
雲南省河口県は雲南省の東南に位置し、ベトナムのラオカイと河を隔てて接する国境の町です。その国境線の総延長は193キロに及び、南溪河はここで本流のソンコイ川(紅河)と合流します。1992年に国境経済合作区が設立され、国家の「一類」陸上貿易港となりました。
そこで、趙向前さんは人材育成を重要視し、役所の幹部たちを定期的にベトナムの大学に送って、ベトナム語を学ばせています。
河口の貨物輸送量は昆明税関区の中で最も多く、輸送額は第2位。ここの経済発展は、すでに国際経済の中に組み込まれていると趙さんは考え、毎日、海外市場の市況をチェックしています。
指導者である彼は、会議で話をすることが多いので、水分補給が欠かせなく、写真で手にしているような茶杯(コップ)を手放せません。
妻や4歳になる息子とは、仕事の関係で別居中だそうです。故郷に住む両親の面倒は姉や弟がみていますが、祝祭日には帰省し、親孝行をします。
【趙さんの一言】
すべての仕事をしっかり行うことが、人民に対する責任です。河口県の経済がさらに良くなるよう努力します。
「人民中国」より
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