中国の祝祭日は西暦から定められたものもあれば、古くからの暦、つまり旧暦で定められたものもあります。後者のうち、もっとも大切な祝祭日が三つあります。旧正月、旧暦1月15日の団子の節句、それに旧暦5月5日の端午の節句です。こうした旧暦の祝祭日は、中国の人々の気候風土や生活習慣に密接に関わり、中国独特の文化といえます。
今年の「端午の節句」は5月31日水曜日でした。スーパーには粽(ちまき)が山と積まれ、また街角には手作り用の笹の葉も売られるなど、自家製ちまきを食べる人も多いようです。日本のように休日ではありませんが、中国人みんなが楽しみにしている祝日の一つなのです。
今日の中国の人々は端午の節句をどのように過ごすか、今週の番組でお伝えします。
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