中国五金製品協会は先般、製造レベルの向上、生産能力の拡大及び中国経済の力強い伸びにより、中国の金物輸出入は今後3年以内に30%以上の高い伸び率を保つことになる、と予測している。
中国の金物製造業が10数年の蓄積と着実な発展を経て、金物製品の生産高はすでに世界トップの位置を占めるに至っている。2004年の金物産業の生産総額は2500億元(約300億ドル)に達し、金物製品の輸出入総額は312.20億ドル(前年比35.36%増)で、そのうち輸出総額は241.32億ドル(同比37.62%増)、輸入総額は70.88億ドル(同28.17%増)となっている。
金物産業の目覚しい発展は中国の金物産業の国際的地位を高めることとなった。中国金物製品協会は正式に2006年第49回世界金物大会を主催する権限を獲得しており、中国とドイツケルン展覧会社が協力で開催している中国国際金物博覧会(CIHS)もすでに世界の金物業界で最も影響力のある博覧会となっており、出展業者数も博覧会の展示面積も、世界で二位となっている。
全世界の四大金物建築材料多国籍小売商のHome Depot、Lowe's、B&Q、OBIなどは引き続き数多くのバイヤーを引率して、中国で開催される2006年第49回世界金物大会に参加して調達を行うものと見られている。キングフィッシャー、リロイ・マーリン、カルフール、ウォールマート、メトロなど40数社の多国籍チェーン企業の調達センターも引き続きCIHS'2005に参加して、中国で数百億の調達計画を進めることになっている。
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