5月は後3日で終わりますね、中国の一毛作の北方地方では田植えがすでに終わり、見渡す限りの水田が青々と緑に覆われています。
「ハイブリッド米」は科学の力で作られた多収穫が特徴のお米です。
中国のハイブリッド米の父と呼ばれる中国農業科学院アカデミーの袁隆平氏によって育成された収穫高の良い雑交水稲「準両優527」で、貴州省遵義県でテスト栽培の結果成功を収めました。今年地元では、このハイブリッド米のテスト栽培面積は30ヘクタール以上に拡大されるとのことです。
「準両優527」は国家雑交水稲工程技術研究センターによって育成されたハイブリッド米であり、この「準両優527」は、首相基金による援助プロジェクトの一つ・中国ハイブリッド米育種課題の納めた成果でもあります。この「準両優527」は穂が大きく、米粒が充実で、収穫高が高く、質もよく、病気への抵抗力が強いなどの特徴を持っています。去年、この品種は貴州省の遵義で、テスト栽培され、平均収穫高は一ヘクタール当たり、約1万2100キロに達しました。
今年、地元では実験栽培の面積が拡大されました、科学的な管理と病虫害防止を通じて、「527」の成長が良好に育っています。
これについて、貴州省農業科学院水稲研究所の周維佳副所長は「ハイブリッド米が貴州での実験栽培が成功を収めたことは、貧困人口が多く、耕地面積の少ない貴州省の食糧生産の潜在力の発揮と食糧安全の確保に重要な意義がある。このほか、ハイブリッド米の大面積の普及のために科学的な根拠を提供した」と話しました。
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