中国では、昔から民は食を持って天となすという言葉があります。中国では昔から食糧の栽培が重視され、現在でも、中国で、数億の農民は農作業に取り組んでいます。改革開放の政策が実施されてから、経済と社会が急速な発展を遂げましたが、中央政府は農業を更に重視し、農民の生活改善と農業生産レベルの向上に、一連の政策と措置を講じました。このほど、北京では、全国農村税収改革テスト活動会議が開かれました。
このほど開かれた中国全国農村税収改革テスト活動会議は、ここ数年来農村税収改革テスト活動の収めた成果と経験を総括し、現在、税収改革テストの直面している新しい情勢と任務を分析し、今年の農業税金の免除と次段階の税金と費用の徴収改革を主とする農村の総合的な改革活動を配属しました。これは思想を統一し、認識を向上させ、農村の経済と社会の発展を促すことに重要な影響を与えています。中央政府と国務院は農民の負担の減少と、農村の税収改革の推進を非常に重視しています。2000年から農村の税収改革テストの範囲が絶えず拡大されてきました。2004年中央政府は食糧の安定的な収穫、増産および、農民の増収から着手し、5年間に、農業の税収を取り消す重大な決定を行いました。それに基づいて、まず、東北の黒龍江省、吉林省で農業税の徴収を免除するテストが始まりました。今年、中央政府は2006年に農業税を全面的に免除することを明確にしました。これによって、5年以内に農業税を免除する元の目標の実現は2年間繰り上げられました。これで、中国の歴史において、数千年続けられてきた伝統的な税収の一つの項目とする農業税の徴収に終止符が打たれました。これは中国経済の実力が絶えず増強したことを示し、都市と農村の経済と社会の発展を統一させ、調和の取れた社会主義社会を建設する明確な政策と方向を示しました。
ここ数年来、農村の税収改革は重要な段階的成果を収め、広範な農民の積極性を動員し、農村の労働力を一段と解放し、農業の基礎を強化し、農民の負担を著しく減しました。税収改革が順調に進められていることは主に改革の過程で、農民の負担減少が終始改革の主要目標にされているからで、農民の物質的な利益と民主権利の維持が基本的な出発点とされているからです。現在、農村税収改革の収めた成果は初歩的で、段階的なもので、農業税を全面的に免除された後、農村で、これまで潜在されていた矛盾と一部の新しい状況と問題が現れる可能性があり、これらの矛盾と問題を十分に認識し、積極的に処理する必要があります。
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