河南省焦作市博愛県柏山鎮に住む61歳の璩正茂さんは、1988年に働き盛りの時に事故で両目を失明した。璩さんの住む村では1999年に「荒れ山に進軍しよう」というスローガンの下、住民が荒れ山の緑化を請け負うことを奨励し始めた。家で何もすることがなく10年以上過ごしていた璩さんは家族を説得し、一挙に20ヘクタールを請け負った。新華網が伝えた。
璩さんは目は見えないが精神力は強く、「待たず、頼らず、自力で強くなる」という信念を持つ。高齢者によると、現地は昔は一面緑の柏と竹だったために「柏山鎮」と名づけられた場所だ。長い年月の間に柏山鎮は荒れ果てた山となったが、名前どおりの姿に戻そうと璩さんは努力している。「金山や銀山よりも緑の山を残そう」。 (編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月12日
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