2015年2月23日、英BBC(電子版)は中国の春節(旧正月)料理で米メイン州産のロブスターが人気だと報じた。
餃子やお年玉、長寿の象徴の麺類、爆竹…。旧正月を祝う中国の伝統は世界各地でみられる。だが今年は、中国人の食卓の上に新しい料理が加わった。米メイン州産のロブスターだ。
同州のロブスター卸売業者、Stephanie Nadeauさんによると、2009年には中国からの買い付けは皆無だったが、今では旧正月が1年で一番忙しい季節になったという。
「中国香港人が450グラムの小さなロブスターを食べるとすれば、そこからわずかしか離れていない広州人はその2~3倍消費する」と話すNadeauさん。地理的に遠い国からの大きな需要に驚きを隠さない。旧正月期間だけで180トンを中国向けに輸出した。
メイン州のロブスターは肉質が柔らかく、中国人の口に合う。ボイルしてもよし、麺に入れてもよし。中国では「ボストンロブスター」で名が通っている。その姿が龍に似ていることも、中国人が好む理由の一つだ。
(新華網日本語)
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