1980年、華允慶さんと娘の華華さんが撮影した、一連の写真の最初の1枚。

 1990年、11歳の華華さん。写真を撮影したのは母親の王述さんだ。

　1954年に生まれた華允慶さんは江蘇省鎮江出身で、写真撮影が趣味だ。娘の華華さんは1979年に生まれ、18歳で日本へ留学し、大学院を卒業した後は日本のある大手空気清浄機メーカーに就職。2006年に結婚して、2人の娘を育て、現在は日本・福岡市に住んでいる。新京報が伝えた。

　35年続けて同じ場所で記念撮影している親子の写真がここ数日、インターネットで話題を集めている。これらの写真は1980年から2014年まで撮影されたもので、写真中の父親は華允慶さん、娘は華華さんだ。華華さんの友人は、彼女は「一晩で有名になった」と笑顔で語る。これらの写真について親子は、每年塔影湖へ出かけて写真を撮影するのが、家族の暗黙のルールになっていると語った。「もしこの写真が普通の家庭の温かい親子関係を伝えることができれば光栄だ」。日本・福岡市に住む華華さんはそう語ると、電話の向こう側で笑い声を上げた。電話からは2人の娘のはしゃぐ声が伝わってきた。（編集YH）

「人民網日本語版」より　2015年2月9日