公益財団法人日中友好会館と安徽省美術家協会は、中国の優れた伝統文化を紹介し、中日文化交流を強化するため、1月22日から2月25日まで、日中友好会館美術館で「時に刻む木痕――中国新徽派(しんきは)版画展」を共催する。これは、2004年の中仏文化年にフランスに招聘されて行った版画展に続き、2回目の海外版画展となる。人民網が伝えた。
文化の遺伝子を伝承し、徽派の流れを理解するほか、民族の精神や時代の歩みを呼び掛ける同版画展が日本の国民の中国伝統文化への理解を深め、中日両国の文化交流を促進し、ともに平和で美しい世界を描き出すことが期待されている。
中国安徽省発祥の「徽派」版画は、精緻で秀麗な芸術的特徴があり、唐代に始まって明清時代に興隆し、版画芸術の大きな一派となった。その後、20世紀中頃より、安徽省の版画家たちは、魯迅が提唱した新興木刻を導入しながら安徽省の自然や時代を反映した版画を創作するようになり、「新徽派」と呼ばれ、中国の版画界を牽引する存在となった。
「人民網日本語版」より http://j.people.com.cn/
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