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中国ドラマがタンザニアで大人気

2015-01-06 09:25:41     cri    

 タンザニア・モロゴロにあるムスリム大学の副学長は取材に対して、「中国のドラマや映画の放送が始まると、タンザニアの人々はテレビの前で首を長くして放送開始時間を待つ。『媳婦的美好時代(Beautiful Daughter-in-Law)』(2010年)が大ヒットしたのはその良い例」と語った。

 同副学長は、「中国のドラマや映画がタンザニアで人気となっている理由は、ストーリーなどの完成度が高いほか、そこに家族の情が詰まっているから。低俗な場面はなく、どの階層の人でも楽しむことができる。中国映画やドラマのタンザニア進出は、中国文化発信の重要な方法で、タンザニアの人々は、ドラマを通して中国を理解するようになった。タンザニアの人々は中国の発展の経験から学んでいる」と分析している。

 「媳婦的美好時代」がスワヒリ語に翻訳され、11年に同国で放送されて以降、「金太狼的幸福生活」(13年)など多くの中国ドラマがタンザニアやケニア、エジプト、セネガル、ザンビアなどのアフリカの国々で放送された。現在、多くのアフリカの人々が、ドラマを通して中国社会を知り、中国に興味を持つようになっている。このように、ドラマ・映画が、中国とアフリカの国民の距離を縮めるツールとなっている。

 在タンザニア中国大使館の劉東・文化参事官は取材に対して、「現在、タンザニアで放送されている中国ドラマ5作品も大ヒットしている。特に、家庭をテーマにしたドラマが人気。タンザニアの人々も家庭で、中国の人々が経験している問題に直面しているため、共感を呼んでいる。そのほか、奮闘記のドラマも若者に人気。これらは、在タンザニア中国大使館や中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局、中国国際広播電台(CRI)などが厳選したドラマ。在タンザニア中国大使館は、タンザニアからの提案などを基に、意見を出している。タンザニアの人々はドラマを通して中国を知るようになっている。ドラマが中国との距離を縮め、自然と中国に注目するようになっている」との見方を語った。(編集KN)

人民網日本語版」より

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