女優の章子怡(チャン・ツィイー)と俳優・佟大為(トン・ダーウェイ)が24日、広東省広州市で、出演した呉宇森(ジョン・ウー)監督の新作「太平輪(The Crossing)」の宣伝を行った。激動の時代を描く同映画では、章子怡演じる遊女・于真と佟大為演じる兵士・佟大慶が、感動のラブストーリーを展開。苦労に苦労を重ねて、2人はやっと子供抱いて記念写真を撮影する。信息時報が報じた。
宣伝の際、「家族3人」の写真を見た章子怡は、「家族と過ごす生活」を渇望。「理想の生活は、両親と子供と一緒に、楽しい日々を過ごすこと」とし、「恋人のミュージシャン・汪峰(ワンフォン)とはいつ結婚するのか?」との質問には、「そんなに先のことにはならないはず。私ももう若くないわ」と答えた。
12月2日に公開される同映画では、1949年に発生した太平輪沈没事故を元に、激動の時代を生きる3組のカップルのストーリーを描いている。うち、最も苦しい生活を強いられている市民を演じるのは章子怡と佟大為。章子怡演じる于真は生活のために遊女となり、苦労を重ねた後に太平輪に乗ることになる。章子怡は、「于真の人生は本当に悲惨。今の自分の生活を大切に思うようになった」と語っている。
また、章子怡は、「母親はもう66歳。母親の年代の人は本当に苦労しており、私達のように楽ではなかった。母親の家庭は、清の時代の商業金融資本家・喬致庸の子孫。でも、時代が変化し、突然運命が変わった。親孝行できる時に、家を買ってあげるとか、おいしい物を食べさせてあげるとかではなく、一緒にいる時間をたくさん作りたい。これが私が思う最高の親孝行」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月25日 http://j.people.com.cn/
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |