秋深まる10月、たそがれ時を迎えた世界文化遺産・玉門関遺跡に夕日が差し、その重厚さ、壮観さがより一層増している。遠くから眺めると、まるで油絵のように美しい景色だ。中国新聞網が伝えた。
甘粛省敦煌市から北西に90キロの距離にある玉門関遺跡は、前漢時代に西域の和田(ホータン)で産出された玉を中原へ運ぶための中継地となったことから、その名がつけられたと言われている。同遺跡は中国において最も完全な状態で保存された漢代の関所建築群の1つで、2014年6月に世界文化遺産に登録された。(編集SN)
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