丸いライト、木目調の車体、木製の座席――河南省新郷市にこのほど、木目調がレトロ感を醸し出している「復刻版」の市バスが登場した。この「小木車（木製ミニバス）」は、往来の激しい大通りや路地の「スター」となり、「可愛い！」と市民から称賛の声が上がっている。羨望の眼差しで見つめる外地のネットユーザーも多く、「自分が住む街にもこのようなバスが走ってほしい！」と期待を寄せている。中国新聞網が伝えた。

　新郷市に登場した「小木車」は、昔の「観光バス」を模倣して造られた。一風変わった外観と内装以外は、普通の路線バスと全く違いはない。車体はほとんど鋼製で、走行時に安全面でのリスクが生じる可能性は全くない。今のところ、市内を運行する木目調バスは40台。48路、環１、環２の各路線で走行している。

「人民網日本語版」より　ホームページはこちら　http://j.people.com.cn/