北京大学日本語MTI(通訳翻訳修士課程)センターの2014年度卒業式がこのほど、同大キャンパスで行われた。文化部の劉徳有・元副部長、同大外国語学院日本語学部の金勛学部長、日本の杏林大学の塚本慶一教授をはじめとする来賓と同センターの教員、学生が第1期卒業生を見送り、門出を祝った。一方、卒業生はショートフィルムとあいさつを通じて、大学で学び過ごした2年間を振り返り、母校への思いを語り、教員に感謝の気持ちを伝えた。人民網が伝えた。
同センターは日本語・中国語の通訳翻訳専攻の修士を育成する2年間のカリキュラムを提供し、日中通訳と日中翻訳の2つのコースがある。12年に学生の募集を始め、第1期生30人でスタートし、第2期生は31人。14年入学の第3期生は32人の予定だ。同大日本語学部のベテラン教員が授業を担当するほか、北京語言大学の呉暁璀准教授、日本のNHK国際部の元主任記者の小山雅史氏なども教壇に立つ。
同センターの馬小兵センター長によると、第1期卒業生の卒業後の進路は順調で、2人が日本で引き続き勉強するほかは、日本の三菱東京UFJ銀行、トヨタ自動車などの大手企業に就職が決まっている。
「人民網日本語版」より
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