5月初めに巡回警察官や派出所の警察官がパトロールの際に拳銃を携行するようになったのに続き、南京では6月3日から交通警察が担当する学校警備拠点6カ所で拳銃を携行した警察官が任務につき、学生の安全を保護することになった。今世紀に入ってから、交通警察が拳銃を携行して任務につくのは初めてとなる。人民網が伝えた。
これまで学校の警備は基本的に交通警察官1人が担当してきたが、今回は6カ所の警備拠点にそれぞれ1―2人の交通警察官を配置し、各拠点に拳銃を1丁備える。拳銃を携行するのは固定の1人となり、もし警備拠点に警察官が1人しかいない場合は必ず警備補助員1人を配置し、警察官が拳銃を携行し、補助員は警棒やトウガラシスプレーなどの装備を携行する。警備拠点のうち、遊府西街小学校の入り口は女性警察官が担当している。
21世紀に入ってから南京の交通警察官が拳銃を携行して持ち場に着くのは初めてとなる。警察官として交通管理部門にも一貫して拳銃は配備されてきたが、普段は軽々しく利用されることはない。
今回の学校警備の交通警察に配備される拳銃は回転式拳銃で、携行する交通警察官は現在研修を受けている。今後、拳銃を携行する学校警備の拠点はさらに拡大されるという。
2011年には南京交通管理部門は遊府西街小学校、長江路小学校などの入り口に初めての学校警備拠点を設置した。交通警察官が朝夕の通学時間帯に学校周辺で児童の安全な登下校の確保や、学校入り口及び周辺地区の交通整理などにあたっている。「人民網日本語版」より
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