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「中国土司遺産」が2015年に世界遺産の登録申請へ

2014-05-22 13:16:37     cri    


20日、湖北省恩施州咸豊県の唐崖土司城遺跡で石牌坊に対して保護作業を行う作業員。

 今年3月、「中国土司遺産」の登録申請書類が世界遺産センターに提出された。国家文物局は貴州、湖南、湖北の3省を現存する最も代表的な土司遺跡と確定し、共同で2015年に世界文化遺産に申請する。「中国土司遺産」には湖南省永順老司城遺跡、湖北省唐崖土司城遺跡、貴州省播州海竜屯が含まれる。3カ所の遺跡は多民族が居住する湖南省、湖北省、貴州省の交わる地域に分布する、現存する大規模で、完全な形の、遺跡が豊富な土司城遺跡である。現存する遺産には土司城遺跡、土司軍事城址、土司官寨、土司衙署建築群、土司荘園、土司家族墓葬群などが含まれる。新華社が伝えた。


同日撮影された、湖北省恩施州咸豊県の唐崖土司城遺跡石牌坊。

 現在、土司遺産の遺跡3カ所の考古発掘作業は全て完了し、遺跡内の住民は移転し、遺跡現場保護といった作業は終盤に近づいている。国連世界遺産委員会の専門家が7月に現場を訪れ、考察と評価を行う。(編集YH)


湖北省恩施州咸豊県の唐崖土司城遺跡の石人、石馬(資料写真、2013年3月29日撮影)。

 「人民網日本語版」2014年5月22日

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