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日本人女性に雑草で求愛 中国人ミュージシャン恋のなれそめが話題

2014-03-11 17:16:46     cri    

 中国中央テレビ(CCTV)の音楽番組「中国好歌曲」に出演し、「要死就一定要死在你手里」という自作曲を熱く歌い上げ、視聴者を感動の渦に巻き込んだ四川省の少数民族「彝(イ)族」のミュージシャン・莫西子詩。身長も高くなく、収入も多くなく、イケメンでもない莫西子詩が、美しく可愛い日本の女性を恋人にすることに成功した恋愛エピソードが現在中国で話題になっている。北京青年報が伝えた。

 莫西子詩が非常に才能に溢れたミュージシャンであることを知っていた「中国好歌曲」の演出家たちは、莫西子詩にこれまで何回も番組出演オファーを出してきた。最終的に番組からの熱心なオファーを受け、莫西子詩は番組内で自作曲を披露した。この際に多くの視聴者を感動させた名曲「要死就一定要死在你手里」は、実は日本人の恋人に捧げたラブソングだった。

 ■一年で会えるのはわずか1、2回。6年にわたる遠距離恋愛

 莫西子詩は以前北京の胡同(フートン)でガイドを務めていたことがある。この頃、この日本人女性に偶然出会ったのだという。その後、「ある冬の夜、道を歩いていて、ふと頭をあげて空を見上げると、非常に美しい満月だった。この美しい夜の晩に、突然ふとこの日本人女性のことが思い出された」と莫西子詩。そこで、莫西子詩は思い切ってこの女性と会う約束をした。しかし、当時2人は親しい間柄ではなく、何を持っていけばいいのかもわからなかった。そのとき、莫西子詩曰く、「魔がさしたように、今思えばすごく失礼な突飛な行動」に出てしまったのだという。路の傍らに咲いている雑草をリュックの中に入れて、女性に会った時に、その雑草を取り出して、「はいこれ、この雑草を君にあげる」と言った。心優しい日本人女性はそれを嫌がるどころか、逆にその純粋さと真摯な行動に感動した。お互いに好感を持ち、2人は付き合うことになった。この雑草が2人を恋愛関係に発展させるきっかけとなった。

 雑草を女性に贈って求愛をしたという一風変わった恋愛エピソードは、「雑草はバラの花よりもロマンチック」などとネットユーザーらの共感を得た。

 ■雑草による求愛は成功するとは限らない

 しかし、莫西子詩によると、このような恋愛アプローチを成功させるのは、決して簡単なことではないという。莫西子詩は、「みんな誤解していると思う。女性へのアプローチを成功させるのはそんなに簡単なことではない。雑草は単に2人にとって良いきっかけになっただけ。しかも、この良いきっかけも雑草を贈ったことによるのではなく、背負っていたリュックの中に隠していた雑草を取り出して、サプライズで彼女に手渡したという過程によるもの。もし、ある日、あなたと気になる女性が月光の下で散歩をして、あなたが突然胸から花を取り出して女性に贈ったのなら、この女性は必ずあなたのことを今後もずっと忘れないはず」と恋愛の先輩として、恋人が欲しいシングルの青少年たちにアドバイスを送った。

 現在、莫西子詩と恋人は付き合ってすでに6年余りになるという。この期間、莫西子詩は恋人に捧げる多くの曲を作ってきた。「要死就一定要死在你手里」のほかに、「月亮与海」、「永遠有多遠」などの曲がある。これまで恋人は日本に住んでおり、2人は1年に1、2度しか会えないという遠距離恋愛を続けてきた。しかし、最近になって恋人は中国の青島(チンタオ)に仕事をみつけたことで、2人を取り巻く環境はかなり良くなったという。(編集MZ)

 「人民網日本語版」より

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