「困難に直面している方、成良麺店で温かい麺を無料で食べることができます。」24日に開店した杭州駅近くにある成良麺店では、店先に貼られたお知らせが注目を集めている。同店は面積約40平方メートルで、店主の名前は成良さんだ。成さんによると、駅近くは人通りが多く、時には困難な状況の人にも出会うという。「大変な状況にあると知らせてもらえれば、お金はもらわないし、問題の原因についてもたずねたりはしません。たった一杯の麺のために人を騙すような人もごく少ないですし。」この無料の麺は同店の公益活動のごく一部に過ぎない。同店では麺料理1点の売上ごとに1元を寄付し、また「愛心本棚」を設置して図書の寄贈を募り、貧困地域の小学校で図書室を作る活動に寄付を行っている。成さんの本業は杭州のある不動産仲介会社社長で、この麺料理店は収益のためではなく、公益活動のPRと参加を呼びかけるためのものだと語っている。新華網が伝えた。（編集YH）

　「人民網日本語版」2013年6月25日