Peter Latz氏の園林
Peter Latz氏の園林は内部へと傾斜する一般的な園林の地形とは異なり、外部へと傾斜している。東と西の高くなった地面が中心部を十分に保護し、視覚的な焦点を形成している。東側は一面の緑の植物で覆われ、景観の変化と石の板の通路の「ミストシステム」が注目を集めている。
北京国際園林博覧会のウェブサイトによると、様々なスタイルの園林の美しい風景は同会の最大の見所だ。伝統的な園や現代的な園、アイデアあふれる園、国際的な園、湿地の園など合計128の園が美しい姿を見せている。
今回の博覧会では世界トップクラスの造園家3人を招き、また優れた作品を世界中から募集。最終的には選ばれた6人の作品が「造園家広場」で展示されている。世界トップクラスの造園家の作品と同時に展示されることは、園林博覧会の歴史では初めてだ。
今回の園林博覧会の創意展示園には、米国のPete Walker氏、ドイツのPeter Latz氏、日本の三谷徹氏を招いて、それぞれの名前を冠した園が展示されている。
三谷徹氏の園林
三谷徹氏はアジアから参加した唯一の造園家だ。三谷氏の園林のアイデアはキッチンで皿を乾かすラックによる。園全体はくぼんだ正方形の形で、両側に青石の低い壁がある。
園中央の最も低い位置にある歩道から見ると、両側は上に傾斜する斜面で、まるで空に伸ばした両腕のようだ。斜面の上には様々な低木が植えられ、ステンレスの平行線が引かれ、皿を乾かすトレイのようにも、船の帆のようにも見える。せまい通路の階段を上がって展望台に出ると、波打つ水面のような景色が見える。
四合院のイメージ
様々な角度から伝統的な四合院の空間のムードを体験可能
北京の来園者にとって、最も親しみを感じるのは「印象四合院」だろう。灰色のレンガの壁の中に入ると、緑地の真ん中に木が生えており、木の下には灰色の瓦の屋根が見える。これらの瓦は地面に置かれているのだが、屋根のような印象を与える。中国網が伝えた。(編集YH)
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