自分撮りが大好きで、それをネットにアップロードして仲間と共有する若者は多い。しかし「萌え系」の自分撮り画像をアップロードする百歳のおばあちゃんがいることを知る人は少ない。あるオンラインフォーラムに21日、「萌えブームに乗るおばあちゃん、生活を楽しみ人生を謳歌する」と題するスレッドが登場した。おばあちゃんが自分撮りした「今どき」の萌え画像がいくつか掲載されると、たちまちネットの人気者になった。このおばあちゃんは、重慶出身の99歳の黄秀珍さんで、成都に引っ越してきて2年余りになるという。黄さんは、孫と一緒に流行の遊ぶにトライするのが大好きで、アクティブな生活を楽しみ、大変朗らかで、天真爛漫な心の持ち主だ。成都晩報が伝えた。

　21日、某ネット掲示板に登場した「萌えブームに乗るおばあちゃん、生活を楽しみ人生を謳歌する」と題するスレッドは、多くの自分撮りが好きな今どきの若者が敬服したが、当のおばあちゃんも、可愛いものやおしゃれが大好きなのだ。おばあちゃんは、ダンスシミュレーションゲームのような、パワーみなぎるエキサイトする運動が大好きだと書き込んでいる。1分余りの動画では、おばあちゃんは一瞬たりとも止まらずずっと動きっぱなしで、両足はゲームマシンにある4つのパネルを交替に踏み続け、ときどき頭を上げてディスプレイを見ている。

　スレッドには、萌え系ファッションに身を固めたおばあちゃんの写真が何枚も掲載されている。黒い帽子に黒いティアドロップ型のサングラスをかけていたり、口をすぼめたり、花を持ったり、大笑いしていたりなどさまざま。中にはストリートスナップまである。ネットユーザからは、「おしゃれ！」「とっても元気そうでキュート！」「私も年を取ったらおばあちゃんのようなファッションリーダーになりたい」など称賛の声が挙がっている。（編集KM）

　「人民網日本語版」より