春は風が強く空気が乾燥しているため、手足のひび割れに悩む人も多い。ハルビン医科大学附属第4医院皮膚科の王永春副教授が、バナナを使った簡単で効果的なハンドケアの方法を紹介してくれた。生命時報が報じた。
皮膚の乾燥やひび割れの多くはビタミンA不足によるものだ。バナナには100グラムあたりビタミンAが10マイクログラム含まれており、ひび割れを防ぐのに適している。
具体的な方法は以下の2種類。
(1)熟したバナナ(皮が黒くなった腐りかけのバナナが最適)を皮ごと手で握って潰し、皮をむいて果肉を手足のひび割れに塗りつける。毎晩手足を洗って乾かした後に患部に塗れば、3-5日間で改善できる。
(2)熟したバナナ1本をお碗に入れ、少量のグリセリンを混ぜてペースト状にし、ひび割れに塗る。毎日1回、3-5日間で改善できる。
このほか、バナナの皮は皮膚のかゆみの治療に効果的だ。バナナの皮に含まれる成分が細菌や真菌の増殖を抑制するため、これらの菌によって引き起こされる皮膚のかゆみや水虫を効果的に治療できる。方法としては、患部を新鮮なバナナの皮でこするか、皮をペースト状にして患部に乗せるというもので、数日間続けるだけで効果が見られるという。
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