広西壮(チワン)族自治区北海市のある観光2階建てバスが市内の鉄橋下を通行する際に、2階部分が鉄橋に「削ぎ取られ」る事故があった。幸いなことに当時2階には乗客はいなかった。事故の影響で1階の乗客1人が負傷した。
事故処理にあたった北海市交通警察支隊観光区大隊の当直の警官が8日に明らかにしたところによると、事故は6日午後4時10分ごろに発生。事故を起こしたバスは当日午後、銀灘風景区から市内に戻るところで、四川南路の鉄道橋下を通る時、運転手の勘違いから鉄橋下をくぐり抜けようとして2階部分が「削ぎ取られる」結果となった。
幸い当時2階部分には乗客はおらず、1階の乗客1人が顎にケガをして病院に運ばれたのを除き、運転手を含む4人にケガはなかった。交通警察は事故現場を封鎖して現場検証を行い、周辺は一時渋滞する結果となった。
事故を起こしたバスの運転手は北海公共交通公司の職員で、ずっと1階建ての公共バスを運転しており、事故当日に初めて2階建てバスを運転したという。規定では2階建てバスは車高が高すぎるため鉄道橋の下は通れないことになっているが、運転手は自分が運転しているバスが2階建てであることをうっかり忘れて鉄橋下に進んだという。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年11月9日
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