マイクロブログ利用者が26日午後1時ごろ、薄い雲と青空が形作った中国の地図のような形をした雲を撮影した。この写真が数百回転載され、不思議な雲の姿に感嘆の声が多く寄せられている。撮影者によると、この偶然見られた雲はほんのしばらくの間しか姿を留めていなかったという。
「下の方の雲がもう少し小さかったら、沿海部の形が違っていただろう。」写真を見た人からは、いくつかの雲の位置がちょっとずれただけでも中国地図の形にはならず、撮影した時はちょうどよい時間と場所だったという声が寄せられている。撮影した張さんによると、昼間、新街口置地広場近くで撮影したものだ。「当時は雲がとても速く動いていて、この雲は1分も続かなかった。」この写真は薄雲と青空、雨雲で構成されていると張さんは語る。ちょうど日の光が雲の後ろから照らして、美しい効果をあげている。「撮影してマイクロブログに掲載したのは、雲が好きな同僚のためだった。『揚子晩報』紙に転載されてから、午後は多くの利用者に転載された。」
省気象台の韓桂栄首席予報員によると、この雲は中程度と低空の高度の異なる雲が組み合わさってできたものだ。この季節は様々な形の雲が形成されるが、写真のような雲はまったく偶然だと言うしかないという。(編集YH)
「人民網日本語版」より 2011年9月28日
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |