北京の西郊外、海淀区に位置する円明園は、頤和園と隣り合っている。康熙46年（1709年）に建設が始まった同園は円明園、長春園、万春園の3つから構成される。園林の景観は100カ所以上、建築面積は16万平方メートル以上に達する清代の皇帝が150年以上かけて建造、維持してきた大型の皇帝園林だ。1860年10月に英仏連合軍により破壊された。この事件は中国近代史の屈辱の歴史となっている。（編集YH）

　「人民網日本語版」より