21日、重さ6トン、直径1.6メートルの、時価22億元とされるナイトパールが、海南島の華僑が多く住む地区である文昌市の宝玉宮で展示された。業界の人の説明では、このナイトパールは世界最大で、また、初めて公開され、人々の目に触れたものとのこと。
同日、多くの収蔵家たちが長年大切に所持している天然芸術品、天然宝石200余点が
文昌宝玉宮で無料公開され、多くの市民の目を引き付けた。
宝玉宮に一歩足を踏み入れると、様々な姿をした奇石や宝玉が数多く展示され、全体が緑色をした丸くなめらかな光沢を放つナイトパール、飛行船神舟1号によく似た形の鍾乳石「神舟・嫦娥奔月」、きらきら透明に光る美しい玉「睡美人」、さらに高山大河を連想させる奇石などが並んでいる。それぞれが天然の貴重な宝物であり、見る者にはため息が出るばかりだ。
中国奇石珠宝協会の鄭宝石副会長は、展示会場で最も目を引くナイトパールは、中国の内蒙古から来たもので、材質は蛍石鉱物が主となっており、発見された時は、形状は不規則だったが、3年間かけて加工して形を整え、光源を遮断した暗黒の環境の中できらきらとして透明な光を発生させることができたと説明した。業界内では、時価およそ22億元とされている。
「人民網日本語版」より
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