健常者は手でマウスを操作し、クリックすることができるが、腕に障害のある人はどのようにしてマウスを操作し、インターネットを楽しむのだろうか。このほど、南京理工大学の数人の学生が、奇想天外な「足の裏」マウスを発明した。それは足の裏でマウスを操作するもので、「踏浪」と名付けられた。
「踏浪」マウスは、一見したところ、青い波の模様がある大きなスリッパだ。同大学の「踏浪チーム」の学友たちの紹介によると、「スリッパ」を履き、前の方の足裏で踏むことが左のクリックに相当し、かかとの方で踏むことが右クリックに相当する。足裏でこすることでネットサーフィン等ができるとのことだ。
「踏浪チーム」のキャプテンの南京理工大学機械工程学院器械科学・技術学部の李雲龍さんは、「チームには5人のメンバーがいる。ずっと構想を練りつづけ、考えを持ち寄り検討し、ネット上からもいろいろな資料を引き出し、最終的に今年4月に「踏浪マウス」の企画を確定した。続いて、メンバーはすぐに電気回路の設計に着手し、PCBを加工し、プログラムをデバッグし・・・」と説明する。
「踏浪」マウスは、第4回アメリカニューカップ中国MEMSセンサーアプリケーション大会の江蘇、安徽地区大会選抜選で一等賞を獲得し、間もなく全国大会の総決勝のチャンピオン争奪戦に出場する予定とのことだ。 (編集YS)
「人民網日本語版」より
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