西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市の曹辺疆・常務副市長は9日、「2010年中国都市市長雪頓(ショトン)ハイレベルフォーラム」で、「高原と民族の特色ある国際観光都市を建設することはラサにとって必然の道だ。この5年間、ラサは本当の意味で世界的に有名な、高い品質を誇る国際観光都市となるべく力を尽くしていく」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
ラサは国務院が最初に発表した14の歴史文化都市のひとつであり、中国の優れた観光都市でもある。昨年、ラサを訪れた国内外の観光客は320万人、観光収入は2億8千万元に達した。観光業はラサが飛躍的な発展を遂げるための戦略的支柱産業といえる。
国務院は09年、「ラサ都市総体計画(2009-2020年)」を通過、ラサを「高原と民族の特色ある国際観光都市」と明確に位置付け、ラサの観光業の発展を都市の発展戦略にまで高めた。今年の中央の第5回チベット工作座談会ではチベットを「重要な世界の観光目的地」とする方針が打ち出された。チベットの区都であり、観光の中心都市であるラサにはこれまでにない発展のチャンスが訪れている。
「人民網日本語版」より
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