端午節、つまり端午の節句は旧暦の5月5日で、中国では有伝統的な祝日です。今年の端午節の三連休は6月の14日-16日になりました。
昔の風俗では、端午の節句では中国各地はドラゴンボートのレースを楽しんだり、チマキ(粽)を食べたりして祝います。
でも、今の端午の節句は少し変わってきました。人々は、三日間の連休を使って、家族、あるいは友達と一緒に近い郊外に行って、小さな旅を楽しみます。
現在、中国では元旦、日本のお彼岸に当たる清明節、メーデー、端午の節句、中秋などの伝統的な祝日はすべて三連休の制度を取っているので、都市に近い「グリーン観光地」が次から次へと誕生しました。
今回は、北京の北にある「グリーン観光地」の代表―漢石橋湿地公園をご紹介します。
北京漢石橋湿地公園は北京の順義区のあり、市内から35キロ離れています。総面積は1900ヘクタールで、植物のカバー率は98%以上となっています。公園は無料で、ペットでも入れます。そして、公園の中には、現代的な設備がなく、乗り物は自転車、それにボートというシンプルなもの。お弁当持参の人も少なくありません。
公園の景色
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