今年の5月1日から3日までは、北京のメーデー三連休でした。気温がだんだん高くなるにつれて、北京はこの小型のゴールデン・ウィークを皮切りに、旅行シーズンを迎えました。
天安門の前の観光客(1) 天安門の前の観光客(2)
北京市旅行局が発表したデータによりますと、今年のメーデー連休の期間中、全市であわせて436万人の国内の観光客を迎え、昨年同期より17%増加しました。
天安門広場での外国人客 天安門広場で国旗と写真を撮っている観光客
天安門は北京の象徴として、多くの観光客の人気の的となります。5月3日、記者も天安門広場に来ました。空が少し曇っていましたが、ここへ来る観光客は絶え間がありませんでした。
西単商業エリア(1) 西単商業エリア(2)
メーデー三連休の期間中、ほとんどのデパートがバーゲンを行いました。北京で一番大きな商業エリアの一つである西単も、もちろん例外ではありませんでした。ここはファッションを中心に、食、遊を備え、消費の楽園です。
西単北大街を走っている自動車 西単ショッピングセンタービル
西単商業エリアの近くの北京図書ビル
なお、中国では、多くのカップルがメーデーの休みを利用して、結婚式を行います。こうすれば、平日は仕事に忙しい親戚も友人も休暇の時に、結婚式に参加し、祝福を送れるようになります。
また、何本もの映画もこの休暇の時に上映されます。例えば、4月27日に上映した『葉問(叶问)2』(葉問は1893年に広東省仏山市で生まれ、7歳の時に師について詠春拳を学びました。1950年香港へ赴き、拳法を伝授しました。弟子の中で一番有名なのはアクションスターである李小龍(ブルース・リー)です)は切符の売り上げが六日間で9400万元(約12億7360万円)に達しました。
中国ではメーデーの時に様々な活動を行います。人々は忙しい仕事の束の間のリラックスを楽しみます。こうして、メーデーは中国人の最も愛する祝日の一つになっています。(取材&撮影:李陽 チェック:金井)
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