広州琶洲展覧館で5月1日、「第107回広州交易会第3期」が開幕した。第3期は5日間にわたって輸出メーカー7000社以上がアパレル、バッグ、食品、医薬品などの商品を展示する。世界経済は回復してきているものの、対外貿易は未だ複雑な情況が続いている今、広州交易会はラストスパートの段階に入った。
機械設備や電力設備を選ぶバイヤー
最新統計によると、先に終了した第107回広州交易会第1期と第2期ではバイヤー数と取引額が回復的な伸びをみせ、アジアやアフリカなどの新興市場は勢いがあるが、欧米のバイヤー数と注文数は減り、取引全体はまだ世界金融危機前のレベルに回復していない。
第3期で出展されるアパレルなどの労働集約型製品は、中国の輸出商品の中でも重要なカテゴリーで、中国の対外貿易情況を測る重要な風向計でもあることから、その取引情況に各界からの注目が集まっている。広州交易会組織委員会は、国際経済の現状は複雑で、国際市場の需要減少、国際市場における保護貿易主義の横行、貿易摩擦と貿易救済措置の増加、原材料価格の上昇、人民元切り上げの圧力などの情況を考慮し、メーカーは第3期の貿易情況を盲目的に楽観視していないと指摘する。
「人民網日本語版」
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