玉樹結古鎮民主路では21日、無料のレストランでの食事に集まる多くの被災者の姿が見られた。四川省北川県安昌鎮玉泉村の調理師・劉安華さん(36歳)は、2008年5月12日のブン川大地震の際に安昌鎮で経営していたレストランが完全に倒壊した経験を持つ。1年にわたる再建を通じて3部屋からなる新しい住居を建てた劉さんと妻の黄永会さんは、2009年11月に玉樹県に来て、四川料理のレストランを開いた。しかし不幸にも、4月14日の玉樹地震で、劉さんが借りて経営していたレストランは深刻な被害を受けた。劉さんと妻は2人のパートナーと相談し、被害を受けたレストランの前に4つのテントを張り、被災者のために毎日、無料で昼食と夕食を提供し、給湯サービスも行うことを決めた。この無料のレストランには多くの被災者が訪れて食事をしている。劉さんは「北川の人民と玉樹の人民の心はつながっている。ブン川地震の時には全国の人民が私たちを支援してくれた。今度は私たちが玉樹の人を支援する番だ」と語っている。(編集YH)
「人民網日本語版」
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