中央気象台の最新予報によると、青海地震被災地では今後3日間にわたり、小雪からやや本降りの降雪が見込まれる。降雪、路面凍結、また被災地へつながる道路の一部区間では瞬間的に強風が吹くなど、天候条件は交通輸送および救助活動に影響を及ぼすと見られ、交通部門は救援車両に対して細心の注意を払うよう呼びかけている。
気象部門は同時に、降水は被災地救援にとってマイナスばかりではないとしている。地震発生後、被災地の大気の汚れは比較的深刻で、救助に影響を与えているほか、身体の健康にも危害を与えており、降水により大気中のほこりが抑えられる。
青海省気象台の馬元倉・副台長はメディアに対し、青海地震被災地の天気予報業務を強化すべく、中国気象台と蘭州中心気象台の専門家3人が青海省に到着したと述べた。
青海地震被災地での天気予報は現在1時間ごとに発表されている。青海省気象部門はさらに、携帯ショートメールなどを通じ、チベット語と中国語の両方で被災地住民と救助隊員に対してリアルタイムで天気状況を伝えている。
青海省民政庁によると、今後の気温の低下に備えるため、同省民政部門は現在多方面と連携しストーブの調達・輸送を手配中で、各地からストーブ2万個を調達しただちに被災者に提供するほか、燃料用石炭、防寒着も調達・輸送する。(編集HT)「人民網日本語版」より
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