日本のポップカルチャーの代表であるアニメ。ここ数年、毎年のように行われている4000人規模の中日青少年交流では、アニメに関した交流が取り入れられており、今、中国を訪問中の日本青少年代表団流行文化分団50人も22日に清華大学美術学院を訪れ、アニメを学ぶ学生たちと交流した。
絵画の創作に苦しむアーティストの気持ちを表した「創作」
交流会では清華大学美術学院アニメ専攻の教師や学生が制作した、絵画の創作に苦しむアーティストの気持ちを表した「創作」、思春期の男の子の幸福感やホームシックといった感情を描いた「家」、人間の権力や金銭に対する欲望を抽象的に表現した「面(ザ・フィース)」など多くの映像作品が披露され、「週刊アスキー」編集部の山口ひろ美さんは「想像していたよりずっと素晴らしかった」と驚いた様子だった。
自分の手作り人形の写真を披露する馬秀文さん
清華大学美術学院のアニメ専攻で学ぶ学生には、日本のアニメが大好きでアニメを学び始めた人も少なくなく、馬秀文さんもその中の1人だ。ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんは、馬さんが高校時代に描いたアニメのキャラクターや手作り人形の写真を興味深そうに眺めながら「私の番組にはアニメ関連の人もよく出演してくれるのですが、もしできることなら馬さんにも出てもらいたいです」と今後の交流に向けた言葉も聞かれた。
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