北京市統計局と国家統計局北京調査総隊はこのほど、「北京五輪財務収支・施設建設プロジェクト追跡監査結果」を共同で公表した。これによると、2009年3月15日の時点で、北京五輪組織委員会が算出した北京オリンピック(パラリンピックも含む)の直接収入は213億6300万元、支出は202億600万元、収支決算後の最終利益は10億元を上回った。中央人民広播電台のウェブサイト「中国広播網」が伝えた。
2008年の北京市スポーツ関連産業の付加価値額は、五輪の恩恵を受けて154億元を達成、時価換算すると2007年比75.8%増加した。GDPに占める付加価値額の割合は1.39%と、過去最高を記録した。
同年の北京市スポーツ関連産業の従業員は、2007年比7.4%増の10万2千人、総収入は同比67.4%増の579億8千万元にそれぞれ達した。
フィットネス・レジャー・娯楽業は今や、北京市スポーツ関連産業の重要発展分野となった。2008年、同市のフィットネス・レジャー・娯楽専門企業の数は、800社を上回った。
また、オリンピック開催をきっかけとして、スポーツ・フィットネスに対する北京市民の関心はぐんと高まり、スポーツ・ヘルス関連支出がかなり増えた。2008年、北京市都市部住民の1人当たりフィットネス関連活動支出は55.74元と、2007年比7.24元(14.9%)増加した。(編集KM)
「人民網日本語版」より
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