厳寒の中で砕けた石の中から隕石を探す隊員たち(1月8日)
中国南極中山基地から400キロ離れたグローブ山地域は、隕石が多くある場所だと証明されており、中国の観測隊は1998年から2006年にかけてグローブ山地域で4回の科学調査を行い、合わせて9834個の隕石を採集した。この数は日本と米国に次ぐ3番目の多さだ。
グローブ山科学調査隊の黄費新隊長は「10年余りで約1万個の隕石を採集したことは、隊員たちの懸命な努力による結果だ。今回、短時間でこれだけの成果を上げることができたのは、これまでの経験の成果である。これからの一カ月の調査では、悪天気や危険な地理的条件を克服し、隕石の採集が更に進展するようにがんばりたい」と語った。
1月8日に発見した重さ698.93グラムの隕石
「チャイナネット」
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