第66回ベネチア映画祭オリゾンティ部門に選ばれた中国大陸部の映画「透析」が、現地時間9日夜にベネチアでプレミア上映された。劉傑監督と出演者の梅婷、倪大宏はレッドカーペットに姿を表し、青いドレスで登場した梅婷は、終始、上品な笑顔を見せていた。
青いドレスで登場した梅婷
劉傑監督(中)と主演した梅婷(左)と倪大宏
「透析」は、死刑囚が器官を提供して他人の命を助けるというストーリー。出演している俳優の梅婷や倪大宏以外はほとんどがエキストラだということで、映画の中では現実の自分を演じていると劉傑監督は話す。
2006年のベネチア映画祭で劉傑監督は「馬上の法廷」でオリゾンティ賞を受賞しており、監督本人もベネチア映画祭の審査委員を務めたことがある。
「チャイナネット」
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