「ふるさとにたくさんの知識を持って帰りたい!」
12月14日、CRIのスタジオに若いゲスト二人を迎えました。
中学二年生、15歳の董慧さんと王桃さんです。
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起床は朝6時半。ラジオ体操をして朝食をとり、4コマの授業の後、昼食の時間です。
昼はテコンドーの練習に汗を流します。
午後は3コマの授業の後、自習して夕食になります。
夜は再び教室での自習があり、就寝は10時。
週末は週一回、ネットサーフィンが許され、ゲームを楽しんだり、遠方にいる友達や昔の同級生たちとのチャットを楽しんでいます。
「学校生活はとても忙しくて充実しています」
「勉強の時間は以前の倍になりました。世界名作を始め、本をたくさん読むようになりました」、と二人は言います。
さて、テコンドーの稽古ですが、上京一ヵ月後に、体育の先生に見込まれて始めたものでした。先生に言われた通りに練習を決してサボらなかった二人は、さっそく、海淀区のジュニア大会で2位と3位に輝き、王桃さんは北京市の市大会でも8位と健闘。
これからの1年半について、「勉強とテコンドーのどちらでも良い成績をとる」ことを目指すと言います。
「北京に来てから、勉強できることの有難さを初めて知りました。北京に行った甲斐があったと母に報告できるように、たくさんの知識を身につけて家に戻りたい」、と董慧さんは話しました。董さんは、3年前に交通事故で父親を失い、いま、母は映秀鎮、高校生の兄は援助先の山西省で勉強中。家族三人が三ヶ所でばらばらに暮らしています。
同校で生徒たちの生活の面倒を見ている呉新田先生(写真上)は、「純朴でかわいい子ばかりです。誰に対しても、感謝の気持ちを忘れていません。子どもたちにはぜひとも北京での滞在を楽しんでもらい、そして、せっかくのチャンスを利用して、視野を広げて、様々なことを体験してほしいです。今後は楽しい人生を送ってほしいと心から願っています」と語りました。
■CRI見学を楽しんだ董慧さんと王桃さん。世界各国のリスナーから送られた工芸品展示コーナーにとりわけ興味を示しました。日本語部では、日本地図を前に、「首都はここだよ!」と指さしました。また、リスナーのお便りを手に、「日本語は漢字を多く使っているので、翻訳なしても意味が分かると聞きましたが…」と初めて目にした日本語の文章を珍しそうに眺めていました…
(王小燕、黄恂恂/2008年12月)
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