こんにちは。初めまして。5月半ばよりCRI日本語部にて働いております小山と申します。
早速今回の「日本人のつぶやき」を任されたのですが、さて、何を書けばいいのだろう。。。
過去の先輩方のつぶやきを見ると皆さん毎回内容が濃い!
お仕事外でも常に色々なアンテナを張って生活をされているのがよくわかりますね。
対する私はというと、約14年前に初めて北京に留学で降り立ったときから、郷に入っては郷に従えをモットーに(ただ鈍感だったのかもしれませんが)、「まぁ、さもありなん」と受け流してきたので特に生活において大きな驚きもなくのほほんと過ごした留学+仕事の2年半でした。
そんな私なので、今回改めて北京に上陸したわけですが、何らつぶやけるような出来事は発見でき…
ありました!
昼間歩いていても、昔は町中どこにでも数多く点々としてあった露店や屋台が見当たりません。
聞くと、屋台は合法に開くには場所や時間がきちんと決められているとのこと。
そして合法の屋台があるという場所に行くと、ありました。
このタマゴ型のスペースで販売をするわけですね。
昔は青空のもと、もっと開放的に少し離れていても何を売っているかわかるような(非合法?)屋台が多かったので、少し寂しい気もしますが、衛生や環境、治安の面から已むを得ないのかもしれません。
などと感傷に浸っていたのですが、夜になると昔ながらの荷台に調理台を設えた三輪車がどこからともなくやってきて、昔と変わらぬ活気を見せます。
ですが、何かが違う。物価が上がって商品価格が上がったのは気にならないのですが、そうだ、私の好きな羊肉の串焼き(中国語では「羊肉串」)を売る屋台が全く見当たらない。
調べてみると、今年の3月に施行された『北京市大気汚染防治条例』で、禁止された地域における屋外での焼く類の食品の販売や、その販売のための土地提供には、2,000元以上20,000元以下の罰金が科されるということです。
1本1~2元の串焼きを売って最高20,000元の罰金を科せられるおそれのある商売はさすがに手を出す人が少ないのでしょうか。
屋台事情といい、大気汚染の状況といい、10数年前との違いにこれからも驚かされる予感がします。
これからもそういった昔との違いを中心に北京で感じたことをつぶやければいいな、と思います。改めまして皆様どうぞよろしくお願いいたします。
あ、ついでにもう一点びっくりしたことを記しますと、つい先日の6月1日、早くもセミが鳴いてました!
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