20131217节目第二段
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聞き手:王小燕、大野清司
今週と来週はアジアを股にかけご活躍中のアジアンウォッチャーで、コラムニストの須賀努さんにお話をうかがいます。
須賀さんは日系金融機関在職中に上海に留学したのを始め、台湾2年・香港9年・北京5年の駐在経験をお持ちで、現在はタイのバンコックに長期滞在しながら、中国・東南アジアを中心にお茶を訪ねる旅を重ねながら、コラム、旅行記を執筆しています。
今回は須賀さんと中国とのかかわりをめぐり、お話をうかがいます。
1981年、日本における第一次シルクロードのブームを背景に、大学に進学した須賀さんは、「中国語を専攻したのは、間違いからだった」と振り返ります。
そして、その後職場から派遣され上海に留学。1980年代半ばの日本人青年が体験した当時の中国は…。その後、日本のバブル経済の進展や国際化の歩みと共に、須賀さんの海外滞在の期間も長くなっていきました。それに伴って、中国を始めアジア諸国とのつながりも濃厚なものになってきました。その中からその後の人生につながるキーワードをどう見つけ出したのか。エリートコースをたどりながらも、自分らしさを見つけ出そうとした日本人元サラリーマンの奮闘ぶりをお聞きください。
【須賀努(すが つとむ)さん】
1961年東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。金融機関在職中に、 上海語学留学、台湾、香港、北京での駐在経験を持つ。 2011年退職後、時事通信社「金融 財政ビジネス」、NHK「テレビで中国語テキストコラム」など中国を中心に東南アジアを広くカバーした執筆活動にも取り組む。なお、お茶をキーワードにした旅、「茶旅」を敢行し、その国、地域の経済・社会・文化・歴史などを独特な視点で読み解き、ビジネスへのヒントとしている。霞山会「東亜」に茶に関する連載あり。
主な著書に『ミャンマー お茶を食べる国の物語』(ニューコン株式会社、2012年10月)
須賀さん主催「寺子屋チャイナ」:
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