ベース:MASATO(日本人)
SAYUと同じく北京歴は10年を超えるMASATO。元々はジャッキー・チェンに憧れて中国の地を踏んだそうだが、光陰矢の如しだ。
ユーモラスでロマンチストなMASATOだが、カフェインを引っ張るべくストレートで完ぺき主義的な一面も持ち合わせる。
カフェインのオシャレ隊長とも言えるMASATOは、そのスタイリッシュなベースでカフェインのサウンドを支える。
プライベートでは一児のパパ。
「中国に来た当初はまだ若かったし、今もそのつもりで居ますが、家族を持つ人間として責任感が一層増したし、音楽に対する感覚もより
成熟したように思う。子どもにとって自慢の、カッコイイ『ロックンロール・パパ』になりたい」。
夫となり、父となったことで、音楽に載せる想いの一片一片に今までとは違う深みがプラスされた。
然し、今までもこれからも変わらないモノが、カフェインにはある。
それはSAYUも言っていた「ハッピー」を届けること。逆に言えば、MASATOとSAYUのそうした想いがカフェインというバンドを創り上げたのだろう。
「僕は僕の音楽で『楽しい気持ち』を表現してる。だから、カフェインの音楽を聴くときっと元気が出るし、大きく前へ進んで行けると思う」。
カフェインの曲を聴くと、確かにふと誰かがそばで応援してくれているような気持ちになる。
それはきっと、小さな枠に囚われず、いつでも誰にでも寄り添うことのできる音楽を、MASATO自身が生み出しているからなのだろう。
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