■日本長野ラジオ孔子学堂 上級班 峯村秀明様より
「日本館のテーマは『心の和、技の和』で、建築においても、『生命体のように呼吸する環境にやさしい建築』をテーマに掲げ、最先端の環境技術と日本古来の『自然と共生する知恵』を盛り込んだ建物ということだ。
各国のテーマやメッセージとして『環境』がキーワードとなっていると感じる。近年の傾向、世界の現状を考えれば必然なことだと思う。しかしながら一つの疑念も抱く。万博の開催自体が環境保護とは逆行し矛盾するのではないか。
また、上海万博の全体のテーマが「よりよい都市、よりよい生活」となっている。最先端技術や科学の進歩が現代のよりよい都市、生活の重要な要素となったことは周知の事実である。しかしながら今回も万博開催のため、住居を強制的に追われた人々がいることも問題となっている。こちらも開催とテーマに矛盾があると感じる。今後の重大な課題ではないだろうか」
■2010-07-08 奥村正隆様より
「詳しい計画の報告をありがとうございます、今回の西部地域開発においては東部における開発手法とは異なる、地域の実情と環境に配慮しつつ大胆な都市計画がなされるようですね、新時代に向けたこれぞ中国の持つ総合力、地域が独自のリサイクル社会と他地域や他社とはアメ-バのような連絡網による多元的連携関係を築き、魅力ある地域社会を築き有能な人材を飲み込む基盤を築き,国の構成を支えるとともに地域と他国との独自ル-トを築く意気込みが地域のリ-ダ-には必要です、その根底には中華思想とともに共存する人類愛を築かなければ、今後、どのような方法をなそうともうまくいかないだろう、信頼と安心を提供できない社会は目先だけのもので内部から崩壊することは過去の歴史が示している、強い表現ですが、人間の本性と向き合うことが必要な時代であるといえましょう、この点への配慮をなしうる人が良き指導者といえます。今後とも期待していますよ」 関連記事はこちら
リスナーからのお便り
■2010-5-16 間瀬祥一様より
「四川省大地震の復興についてですが、地震発生から2周年ということで、改めて犠牲者へ哀悼の意を表します。また、復興が順調に進んでいるようなので安堵しています。日本も世界有数の地震国ですので、痛みは十分に理解できます…(中略)…日本の中でも地域経済力の基盤が弱い北海道は、観光産業の振興が呼ばれています。それも、近隣国の中国、韓国などからの観光客が昨今多くなっており、詳しくはわかりませんが観光客のかなりの割合を占めているようです。ですから、東京(羽田)~札幌(新千歳)の航空機に搭乗すると、時期や¥時間帯によっては国際線のような雰囲気になります。空港や私の住む札幌の地下鉄などでは、案内標識に、従来の漢字、ローマ字に加え、中国で使われている漢字、ハングル文字が併記されるようになってきました。映画やTVドラマのロケ地探訪は、各国共通のようですね」
■2010-6-6 矢倉徹也様より
「ニュースのなかで、電子ゴミについて条例の紹介があったが、環境については非常に感心があるので、とてもいい動きだと思います。低炭素活動と合わせて環境が維持できればと考えます。上海万博も入場者が800万人ですが、入場券が団体も合わせて64万枚も売れていますので、後半に入場者がふえるのでしょうか?学校も休みになりますので、学生も増えるのでしょう。銅車馬が、中国館に出展とのこと、いろいろ情報を知られて、万博に行った際効率よくパビリオンを回りたいです」
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