5月23日、24日、CRI主催の「私たちは一緒にいる」というチャリティ公演は北京の民族文化宮大劇院で行われました。CRI国内放送のアナウンサーのほかに、中国ラジオ芸術団のメンバーも参加ました。その中で、「覇王別姫」に出演して、日本の皆さんもおなじみの女優・蒋文麗さんも出演しました。
今回のチャリティ公演には、日本からの義捐金も届いています。かつて日本語部で仕事をしていた坂東弘美さん、リスナーの中には覚えている方がいらっしゃるかもしれません。坂東さんは、その友達で、2001年のCRI開局60周年でミニコンサートを行った歌手の間野明美さんと共に、募金活動を続けています。先ごろ、三日間で集めた10万円の義捐金をチャリティ公演の現場に届けました。
CRIで仕事したこともあるし、また、安徽省でボランティアで日本語学校で教えたこともあるので、震災で多くの学校が倒壊し、生徒が下敷きになったことを知って、何かをしなくてはいられないという気持ちで、募金活動をするようになった、と坂東さんは語りました。
また、今回の募金活動のもう一人の主催者、CRI開局60周年イベントの参加者、音楽教師の羽場喜美子さんは「日本国民の税金から5億円を拠出して、震災義捐金を出したが、個人的には、7年前、一緒に企画して、力を合わせた方の顔が浮かぶ。やはり何かせずにはいられない」という気持ちを電話の向こうで涙ながらに話していました。
歌手の間野明美さんは、25日、福岡県浮羽市で行われた募金活動の様子を伝えました。今回の活動で11万3018円の義捐金が集まったということです。この募金活動は6月中旬まで続けられる予定で、集まった義捐金はCRI経由で中国赤十字会に渡すことになっています。(東)
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