春天来了!
春が来た、春が来た、どこに来た……。
着ましたね、春が。四川汶川大地震の大地にも、東日本大震災の大地にも。中国にも、日本にも……。
南宋(1127~1219年)の詩人眞山民(生没不詳)は、その五言律詩「新春(xinchun)」の尾連でこう書いています。
「東風」は春の風、「厚薄無く」はえこひいき(依怙贔屓(えこひいき))無く、「衡門」はどの家の門にもといった意味、つまり春は依怙贔屓なく、どの家にもやって来るといった意味でしょう。
ありがたいことですね。もしも春さんが好き嫌いが激しく。嫌いな人のところに行きませんよなんてことになったら、それこそ「天下大乱」、たいへんなことですよ。
北京の『新京報』という新聞に、春という字の解字がでていましたので、切り抜いておきました。下図がこの記事です。じっくりご覧になってください。
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